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雨待ち橋

ツバメが低く飛ぶと雨が降る。蜘蛛の巣に朝露がつくと晴れる。月にカサがかかると雨になる……などと、自然現象から天気を予測することを観天望気(かんてんぼうき)という。なかには非科学的なものもあるが、局地的な予測に役立つものも多く、今でも登山家や船乗りの情報元となっている。
気象庁の涙ぐましい努力で観測技術が飛躍的に発達した現代では、川面を飛ぶツバメなんかとは比較にならないほど正確な天気予報がいつでも手に入るようになった。ありがたいことだ。にもかかわらず、たまに予報がはずれると文句をいう人も多い。
気象庁の予報官たちは、降っても晴れても苦情を持ち込まれないツバメを羨ましいと思うときがあるかもしれない。
2008.07.06
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