top of page

気流見物

 飛行機というのは、動力が付いた航空機のことをいう。だからエンジンの付いてないグライダーは、厳密には飛行機ではない。ただしくは滑空機と呼ぶ。
 動力がないので、ロープなんかで引っ張って空に上げてもらったあとは、ただ落ちるだけだ。だが、うまく上昇気流に乗ればおそろしく飛ぶ。直線飛行距離で1000キロ以上、高度では1万メートル以上にも達した記録があるそうだ。

 高原の飛行場なんかでグライダーを見ると、つい乗ってみたくなる。でも墜落が怖いから、たぶん一生乗らないだろう。僕のような臆病者には、近所の公園で紙飛行機でも飛ばしているのがお似合いだ。いや、それもただしくは「紙滑空機」だが。

2005.08.22

bottom of page