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教会の曲がり角

近所にやたら教会が多いせいか、しょっちゅうシスターたちの姿を見かける。といっても、彼女らは飲み屋やカラオケ店にはまずいない。たいてい教会や病院のまわりをとことこ歩いている。
シスターというのは、清貧・貞潔・服従といった誓いを立てて信仰生活に入った修道女のことだ。なかには、日本には真の貧しさがなくなってしまったからと、わざわざ発展途上国に出かけて修道女になるツワモノまでいるそうだ。
僕は長いこと窮乏生活をしてきたから、貧乏にはわりかし自信があるが、だからといって心はちっともきれいにならず、ますます強欲に、どんどん不信心になってゆくばかりだ。それはなにも不潔で不服従な生活態度のせいばかりではない。そもそも貧乏と清貧が、まったく別のものだからだろう。
2007.11.22
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